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第60回日本臨床化学会年次学術集会

集会長挨拶

 この度、第60回日本臨床化学会年次学術集会を順天堂大学が担当することになりました。東京での開催は、6年ぶりの開催となります。日本臨床化学会では、これまでの臨床化学者の制度に加えて、新しい認定制度を開始しました。これらの制度が定着し、各種専門委員会の様々なプロジェクトを推進してきた結果、若い会員が着実に増加しています。医学の進歩は目覚ましく、新しい疾患概念やバイオマーカーが生み出され、それらが臨床医学へと応用されています。高い分析技術を持ち、データのクオリティマネージメントのエキスパートの集団である本学会が果たす役割は、年々大きくなっています。
 本学術集会では、「臨床化学を楽しむ」をメインテーマに決めました。本学会の強みである新しい分析技術や応用についての企画はもちろんのこと、若い会員やシニア会員のみなさんも興味を持っていただけるように、楽しく知識を得られるような企画も盛り込みます。2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される年でもあります。スポーツと臨床化学の関わりについての企画も考慮中です。
 会場は東京駅から中央線で4分の御茶ノ水駅に隣接し、聖橋口から徒歩1分のところにあります。御茶ノ水から新宿へは中央線快速で10分以内、会場に直結している地下鉄(千代田線)を使えば1回の乗り換えで銀座に10分前後で着きます。そのほか都内の観光スポットへのアクセスも良く大変便利です。学会が開催される時期は、東京では過ごしやすい季節です。多くの皆さんが学会に参加され、臨床化学を楽しむと同時に、東京のアトラクションも思い切り楽しんでいただくことを願っております。

第60回日本臨床化学会年次学術集会 集会長
三井田 孝
(順天堂大学大学院医学研究科  臨床病態検査医学 教授)

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